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歌詞によるアプローチ

ドラム講師のペンタ丸です。

今日は、歌詞によるドラムのアプローチの変化について書きます。

ドラマーのみなさん、歌詞を意識してドラムをたたいてますか。

歌のある曲は、歌詞の内容にそってメロディやコードがつけられていることが多いです。なので、ドラムのプレイ、リズムパターンやフィルインの種類ももちろん考えないといけないわけてす。

明るく前向きな歌詞の曲でリズムのとりずらいようなトリッキーなフィルインをしていたり、暗く悲しい曲で音量が大きく手数の多い元気なフィルインしていませんか。

ドラムというパートもそういった雰囲気を再現するための重要なパートなので、歌詞の意味を考えながらプレイすると、曲の意味合いにマッチしたプレイになりやすいです。

洋楽て歌詞の意味がわからない場合は、有名な曲なら検索エンジンで「曲名 歌詞 意味」と検索すると出てくるものも多いです。出てこない曲なら、自分で翻訳サイトを使いながら意味を考えたり、調べたりするのもよいと思います。

歌詞の意味を想像しながらプレイするのは気付くことも多く、楽しいと思います。

ドラマーの音量について

ドラム講師のペンタ丸です。

 

今日はドラマーの音量が大きすぎる、もしくは小さすぎる原因と、その際の伝え方についての記事を書きます。

 

ドラムの音がうるさいなあ...

 

もしくは

 

ドラムの音が小さいなあ...

 

なんてことありませんか。

これにはたくさん考えられる原因かあって、もちろん悪気があるわけではありません。

ただ単純に自分が心地いい音量でやっているのか、色々試行錯誤した上でその音量になっているのか。

考えられる原因はいくつかあるので、相談したり歩み寄ったり考えたりするときの参考にしてください。

 

よくある原因

1、他のジャンルで必要な音量でプレイしてる

2、そもそも音量をコントロールする技術がない

3、過去に注意された経験

 

1はジャズ曲やバラード曲の静かめなのが得意な人が、激しいロック曲で小さい。激しいロック曲が得意な人が、ジャズ曲やバラード曲で大きすぎるということが多いです。

そのジャンルやパートの編成によって必要な音量はかわってくるのですが、そのあたりの理解と切り替えができてない可能性が高いです。

2については、そのまま技術不足です。ドラムという楽器は大きい音を出すのも難しいですし、小さい音を出すのはさらに難しいです。そしてその切り替えもまた難しいです。なので、日頃から細かいコントロールを意識して練習するべきなのですが、それが不足していると音量のコントロールができなくなります。

3については、過去に強く「うるさすぎる!」や、「もっとハッキリ出さなきゃ聞こえない!」などの注意を受けて極端にどちらかにシフトしたパターンです。

 

 

同じ曲を同じ音量でやって、音が大きい!と言われるのか、音が小さい!と言われるのかは、言う人の好みによります。

この曲調とパート編成ならこれぐらいの音量でいいだろう。と、思ってやっても、ちょうどいいと思う人もいれば、大きいと思う人もいて、小さいと思う人もいます。例えばボーカルの人が丁度よいと思っていても、ギターの人がうるさいと感じているなど。

すべての人がよいと思う音量にピッタリあわすのは不可能です。

なので、ドラマーの音量について思うことがあるときは

「うるさい!」だとか「小さすぎ!」ではなく、この曲はこういうジャンルでイメージはこんな感じだから音量がもう少しほしいorもう少しおさえてほしい。

こう言ってあげるのがベターです。

それで納得するか、大きい方がいいとか小さい方がいいとかで議論するのかはまた別の話。

伝えた上で調整をはじめ、それでも丁度いい音量にならなければ、ドラマーの技術の問題の可能性が高いです。求めてる技術レベルが高いのか、ドラマーの技術レベルが低いのかはまた別の話。

 

バンマス、リーダー、クライアントがドラマーだった場合はそれにあわすしかない場合もありますが、そのあたりは臨機応変に。

 

原因は色々ありますが、具体的にどうしてほしいかとその理由について説明し、お互い歩み寄るのがよいと思います。

他の楽器が出来る利点

ドラム講師をしているペンタ丸です。

 

今日は他の楽器ができることの利点について書きます。

 

ドラマーのみなさん、ドラム以外の楽器出来ますか?他の楽器の立ち位置からドラムを聞いたことありますか。ドラムだけしかやってないと気付きにくいことってたくさんあって、他の楽器をやってると気付きやすいこと、多いです。

 

例えば音量バランス。そんなに大きく叩いてるつもりがなくても、ボーカルからすると声が聞こえなくなるぐらいの音量になっていることがあります。そのときは気付いていなくても、自分がボーカルをやるときにドラムの音がやけに大きいと感じる。でも振り返ってみると、自分がドラムを叩いてるときそれぐらいの音量出していたような。

 

こういうこと、結構あります。

 

原因はその時々で、力のコントロールであったり、音響の関係であったり色々ですが、視点がかわると気付きやすいことが多いです。

自分がよいと思っていたフィルインも、自分がボーカルの時に人に叩いてもらうと、トリッキーすぎて歌いだしがはいりにくかったり。

自分がよいと思ってたリズムパターンも、自分がベースのときに叩いてもらうと全然はまってなかったり。

これってドラムだけしてると気付きにくいです。ドラマーにとって気持ちいいフィルイン、リズムパターンが他のパートにとって気持ちいいものとは限らないわけです。

ドラマーがいいと思うものにあわせて、他のパートがあわせてフレーズを作るのかどうかはその時々ではあると思いますが。

基本的には音楽はお互いが歩み寄って作っていくものですので、自分のブレイがどう聞こえてるか考えたり感じるのは大事なことだと思います。

 

そのためのわかりやすい方法のひとつとして、他の楽器をやってみることはとてもよいです。

 

ドラムを始める方へ 練習環境編

 

ドラム講師をしているペンタ丸です。

 

今日はドラムを始めようと思ってる方へ向けて、ドラムの練習環境について書きます。

 

 

お家にドラムセットなんて置けないけど、練習はどうやってすればいいのか?と、いう疑問ありませんか。

ほとんどの家庭ではドラムセットを置くのはやはり難しいと思います。なので、お家での基本の練習はドラムセットを使わない練習がメインとなります。

どういうことかというと、いわゆる練習パッドというゴムの塊のようなものを叩いて練習します。ゴムの塊なので、お家で叩いてもそこまで大きい音はしません。

 

お家で練習パッドを使い、基本的なスティックの使い方を練習して、ドラムセットがさわれる時にドラムセットを使った練習をするという流れになります。

ドラムセットで練習できる場所は、社会人なら音楽スタジオや、音楽教室。学生なら、部活の部室や、音楽スタジオや、音楽教室などです。

音楽スタジオや音楽教室はお金がかかるし予約も必要なので、社会人だと、ドラムは練習するのに費用と時間がとられやすい楽器と言えます。(お家にドラムセットが置ける特殊な環境の人は別として)

 

まとめると、ドラムの練習は

 

・お家で練習パッドを使い、スティックワークの練習

・ドラムセットがさわれる場所に行き、ドラムセットを使った練習

・練習をするのに費用と時間がとられがち

 

といった感じになります。